通信制大学の成績評価基準。GPA(Grade Point Average)導入大学が増えています。

慶応義塾大学も2017年度から採用したGPA(Grade Point Average)のご紹介

最終更新日:2017年10月9日

通信制大学の成績も、当然のことながら「成績証明書」として一生残ります。
院に進学したり、留学したりする場合には、その人の能力を測る重要な指標となります。
でも、成績の付け方は各大学でまちまち。
5段階評価だったり、4段階評価だったり、9段階評価だったりします。

GPAのご紹介

国内で統一された評価基準というものはありませんが、アメリカで用いられているGPA(Grade Point Average)を採用する大学が日本でも増えています。
GPAの基本は、5段階評価です。
慶応義塾も2017年からGPAを導入しましたが、慶應の例による評価は以下の通り。

S: 4.0
A: 3.0
B: 2.0
C: 1.0
D: 0.0(不合格)

各科目毎に、「S・A・B・C・D」の5段階で評価されます。
Dは不合格なので単位を取得できず、成績証明書には載りません。
S・A・B・Cは合格となり単位を取得できます。

Sは特に優秀
Aは優秀
Bは望ましい基準
Cは単位を認める最低限の基準

成績を気にするのであれば、成績を決める試験等でギリギリ合格出来るかな?くらいの仕上がりなら、あえて不合格になり再試験を受けてよりいい成績を取った方が、成績証明書の点数はよくなります。
※大学や科目によっては、「再試による合格は成績に関わらずGPA0.5」と決めているところもあり、その場合は成績Cであっても1回目で合格したほうがいいです。慶應の法務研究科(法科大学院)がこの方式です。

GPAの計算は、この成績とその科目の単位数を掛けます。
例えば「政治学6単位:成績B」であれば、「6×2=12」となり、政治学の取得GPA数は12点となります。
これを取得した全ての科目について行って全部足します。
そして、取得した総単位数で割る。

オールS(4.0)の成績であれば、GPA=4.0となります。
例えば、全科目を足した数字が385で、126単位取得していれば、GPA=3.05となりまあまあな成績です。
成績が一目でわかるシステムです。

慶應は昨年度(2016年度)まで「A・B・C・D」の4段階評価だったので、成績をつける教員はちょっと成績をつけにくくなったんじゃないでしょうか。
今まで「A:優秀、B:普通、C:ギリギリ、D:不合格」と簡単な成績だったのが、1段階増えたので。

おまけ(4段階評価と5段階評価の比較)

4段階評価と5段階評価を比べます。

5段階 100点満点 4段階 100点満点
S 90-100 最優秀
A
80-89 優秀 A 88-100
B 70-79 B 74-87
C 60-69 C 60-73
D 0-59 不可 D 0-59

あくまで目安です。
成績の付け方は学校や教員によります。

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